「嫌なことが我慢できなくなっちゃって、仕事も辞めました」
え?マジで?
2023年11月のある日の練習会でその人は言った。
練習会では、だいたい始めの方で自己紹介を兼ねて近況報告みたいなのをするんだけど、今の仕事に就いて十数年もの間、辞める勇気のないままモヤモヤし続けている私は度肝を抜かれた。
ええなぁ、わたしも心のままにスパッと辞められたなー、、、
その人は、とある大きな事故で九死に一生を得る体験をしたそうで、その時のトラウマを解消すべくレイキに取り組んでおられ、遂にこの境地へ達した模様。
「もうめっちゃ練習しまくりました」
という彼女の瞳がキラキラしていてもうそれは眩しくて!
圧倒されつつも「まずはこの人を目指そう!!」と心に決めた。
そう。「仕事に悩んでて結局辞めました」とかじゃなくって、レイキの練習をたくさんするうちに、いろんなシガラミやエゴが取れてご自身の気持ちと一体化した結果が「嫌なことが我慢できなくて」「お仕事さえも辞めちゃった」というのが私の心をくすぐる理想形なのだ。
余談ですが。それと同時に気づいたことが、「練習量に比例するんだな、それぞれのお悩み具合が」ということも。
ここで言う「練習量」とは自己鍛錬法や自己浄化を何回、何時間、何日間やった。
というだけでなく「いかにレイキと繋がるコツを掴んでいるか」が鍵なんだと気がついた。と言うと小難しい感じが漂うかもしれないけれど
・とにかくやる
・出来てるか、出来てないかに拘らない
の二点に限ると私は思っている。
とにかくやらないと話がはじまらないし、その出来を問うのは時期尚早。
なぜなら日本伝統式レイキは日本の伝統文化のひとつだから、剣道や柔道、茶道と並ぶもの。ある程度、時間が掛かるもの、むしろ掛けてするものだと思っているぐらいなんで。
あと、出来を問うことで、アチューメントで100%開通してもらったレイキとの通路を、「ほんまに開通してんの?」と自身の疑いによって狭くしたり通りにくくすることになりかねない、と思っているのもある。
という持論のもと練習していたのだが、この練習会の人が本当に気持ちよく言い放ってくれた。
「とにかく練習しまくりました!」
さっすが!コツを掴むまで練習しまくって、掴んだ後はもちろんそれからが練習ですもんね!なんとなくやってきたことが、あなたのおかげで確証を得ました!
その御仁と出会って三か月が過ぎた今、私はまだ辞めていない。
あかんやん、と思おうとしたけどちょっと待って。
あんなに悩んでいた薄給に対する不満が解消されたよね、ブラボー。
ちゃんと前進してまっせ。
よっしゃ、これからも自分のペースでガシガシ練習するぞ~
私の習っているスクールです
NPO法人日本レイキ協会