駐車場の草刈りをしていて気がついた。
もしかして…!
レイキの教義五戒の「人に親切に」は、人やモノとの境界線が無くなることを指すのかも!
と、言いますのも。最近「古来の日本人の意識を取り戻そう」というのが私の中で大・大・大流行中で、古来といっても縄文時代に遡る。
そして決してその意識を実践している訳では無いことをここに記しておきたい。聞くだけ、見るだけ、ただのいっちょ噛みですわ。
その縄文時代であるが。なんと、恐るべし。「わたしのもの」という概念がなかったらしく、例えば「私のブラウス」をお隣のミコちゃんが着ていったとしても「あぁ、ミコちゃんが着ていったのね」と思うらしい。以上、終わり。もちろん喧嘩にならないし、窃盗罪にも値しない。
うそー。
そんな世界観、信じられへん!
どういうこと?!
って思っていたんだけど、草刈り中に、ちょびっとだけ同じ概念がヨギッタ。
うちが借りている駐車場は、青空駐車場で地面も舗装されていない、超天然ものの草がボーボー生えてくるあのタイプである。
そして不幸にも、うちの駐車場のお隣が空いている。タイヤに踏みつけられることもないので、すくすくと育っている。膝下くらいまで、雑草どもが。
それらを昨日、自主的に刈ってみた。
頼めば管理人さんが刈ってくれるけど、まぁ、そんなぐらい自分でやろうと思って。まだ、膝下やったしな。
毎朝、車に乗り込むたびに腰丈まで伸びた草をドアに挟むストレスから解放されたいというより、お隣さんのおうちのフェンスを乗り越えてニョキニョキするのが見ていられないからでしたの。
わかりますぅ?
お隣さんのおうちのフェンスを乗り越えるんですよ、その空きスペースの駐車場にお隣さんは隣接したはるんで。
で、雑草刈りに夢中になりながら、ハッとしたんですよ。
あれ? 今、わたし、いつもとちゃうこと思ってる。「この地面(大地)のどこにも線が無いしな」「ちょっとついでにやっとこか」って思ってる?!
「ここからここまでが私の借りてるスペースでお金払ってるもん」とか「私、管理人ちゃうし」とか、「私の仕事ではない」とか思ってない!
いつも気が付いたら雑用を押しつけられているから、ここ数年は貧乏くじを引かないように細心の注意を払って生きてきたのにも関わらず。
ここまでは私の仕事。
ここからはあの人の仕事。
そこからは全員の仕事。
一生懸命、全体像の把握につとめ、境界線を引きまくってきた。
そしてその境界線を死守することが私の全てだった。
それなのに昨日の私は進んで空き地の駐車場の草刈りを行っていた。
どないしたん?
別人やん。
めちゃめちゃ親切なんちゃう?
いや、なんとなくミコちゃんのブラウスの感覚やったんですよね。
アスファルトできっちり区分けされている駐車場ではないので、地続きなんですよ。いや、アスファルトだって地続きですけど、なんて言うんですかね。境目のわからない感じなんです。「ここに大体3台」みたいな感じて停めていますんでね。
そしたら何となく「ここまでとか、ここからとかじゃなくて、全部一緒やん。ついでにやっとこか~」って思って機嫌よぅ、草刈りしてしまってましたわ。
という訳で。
「貧乏くじを引きたくない」という被害者意識でいっぱいだったかつてのワタクシ、知らない間に、また、脱皮していました!
日本伝統式レイキ、ほんまにすごい。
コスイ私のキチキチ線引き作戦だけでなく、「親切にしよう」って心掛けるまでもなく、気が付いたら行動しちゃってましたんですから~
私の習っているスクールです!
NPO法人日本レイキ協会
私の受講歴|日本伝統式レイキアチューメント講座
初級:2023年 9月下旬
中級:2023年10月中旬
上級:2023年11月下旬